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『屁臭人 川柳狂歌二百選』

最近、こんな本のブックデザインを担当しました。
いや、ブックデザインだけでなく、編集や校正の仕事までぜんぶ、です。
『屁臭人 川柳狂歌二百選』著者は屁臭人 またの名を 下種田山等火(へくさんじん またのなを しもねたさんとうか)。
なんとも人を喰ったペンネームですが、何を隠そう、昨年喜寿を迎えた私の実父が書きちらした狂歌と川柳をまとめた私家版です。内容はまあ、ペンネームから分かる通りの下ネタ満載の老人狂歌で、ご紹介するのも躊躇われますが、まあ比較的上品な?ものを二三、ご紹介しますと、

 おい さいふ 前立腺を見ならって 肥大になれよ しょぼたれないで
 風邪がため 春の野にいで 鼻をかむ 我が衣手は 鼻水だらけ
 見るからに 顔も手足も しおるれば むべかみさんを 老神という
 なげきつつ 一人飲む夜の 翌朝は 頭が痛く 飲み過ぎたと知る

この本、オンデマンド印刷で作りました。オンデマンドはスミが黒々と出て、墨文字の題字も、案外いい感じです。四六判並製、178P。題字、水彩画も屁臭人f0135457_1511156.jpg本人の手になります。

ご希望の方には一部1000円でおわけしているようです。ご希望の方は、
中伊豆窯ギャラリーダルシン へお問い合わせください。
http://www4.ocn.ne.jp/~dharsing/
# by upgraphics | 2013-06-24 15:11

『手塚治虫を装丁する』展がはじまります

私の所属しているブックデザイナー/イラストレーターの団体「日本図書設計家協会」の装丁展『手塚治虫を装丁する』展が8日より竹橋の竹尾見本帖本店で始まります。
詳しくはこちら↓
http://toshosekkei.blogspot.com/2010/09/blog-post.html

『リボンの騎士』『火の鳥』『どろろ』など、手塚治虫作品を新たに装丁しなおした90点が並びます。私も、手塚治虫の初期作品、『メトロポリス』で参加しています。

子どもの頃、『リボンの騎士』『ブラック・ジャック』『三つ目が通る』などなどに親しんだ者の一人として、手塚プロから提供された画像を使って自由に装丁をしてよいという今回の企画はまさに夢のようでした。企画された方々のご尽力には感謝、感謝です。
とても楽しんで作りましたので、よろしければぜひ足をお運びください。8日にはオープニングパーティもあるようです。
# by upgraphics | 2010-10-04 13:40

装丁の仕事174人

『装丁の仕事174人』が手元に届きました。
これは、私が所属している日本図書設計家協会というところで編集している、装丁のデザイナーとイラストレーターの作品集で、私も参加しています。
http://www.genkosha.co.jp/mook/98.html

今回はこの本のためにつくられたオリジナルの紙をカバーに使っているとのことで、持った瞬間、「をを!」と思うぬめっとした感触が印象的です。制作された担当の方々のご努力に敬服。
ぜひ、書店などでお手に取ってごらんください。

なお、巻頭特集「カヴァーのチカラ」に、私の作品『人間失格』も掲載していただいていて、恐縮……。
# by upgraphics | 2010-04-02 15:47

久々の更新

先週末は新宿御苑にお花見に行って来ましたが、まさに花冷え、真冬のような寒さで心底震え上がりました。でもこの寒さのおかげで次の週末までなが〜く桜が楽しめそうです。

さて、久しぶり(本当に一年ぶり?)にホームページを更新し、新しい作品を追加しました。見てね。
http://www.h7.dion.ne.jp/~upg/
# by upgraphics | 2010-03-31 15:46

Book Scape 28ー本の風景

来月、所属している図書設計家協会主催のグループ展に参加します。
場所は茅場町の、永代橋の近く。紙屋さんなので、紙のサンプルがもらえます。
隅田川テラスも近いので、ぶらぶら散歩も楽しいところです。
ぜひお越しください。

…………………………………………………………………………………………

Book Scape 28ー本の風景
「女性装丁家の仕事」展
■会期:2009年7月6日(月)〜17日(金)
   9:00am〜5:00pm(土日祝休) 
   入場無料
■会場:平和紙業株式会社ペーパーボイス東京
   ・東京メトロ日比谷線・東西線[茅場町駅]
    4B出口より永代橋方面へ徒歩7分
   ・都営バス東京駅丸の内北口より錦糸町線
    [永代橋]バス停前
■主催:日本図書設計家協会(SPA)

■出品者:井之上聖子、上野かおる、梅津由子、岡田ひとみ、奥川はるみ、樫本富弓、糟谷一穂、金子眞枝、兼田園子、菊池千賀子、京尾ひろみ、呉 幸子、小佐野咲、小林真理、こやまたかこ、清水佳子、白畠かおり、末房志野、鈴木玲子、田中和枝、田中千寿子、土屋みづほ、はしもとゆうこ、堀 直子、松岡史恵、丸尾靖子、宮坂佳枝、みやしたともこ、柳川貴代、山口真理子、山田絵理花、山本美智代、渡辺美知子
故・志賀紀子
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日本図書設計家協会のホームページ
http://www.tosho-sekkei.gr.jp/index.html

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# by upgraphics | 2009-06-17 22:39

小B6上製はどこへ消えた

私が装丁の世界に入ったのは約15年前なのですが、当時大変流行していて最近あまり見られないもののひとつに、「小B6判上製」の本があります。本体が左右112ミリ×天地174ミリ、これに上製の表紙がつきますので、本になった感じはB6の仲間と言うよりは、新書をハードカバーにして左右をちょっとだけ長くした感じになります。
このサイズ、片手の手のひらにしっくり馴染んで、なんとも心地良いんです。当時は洒落た装丁を施されて、女性向けのエッセイや、生き方指南の本などに多用されていた記憶があります。

あんなに流行していた判型なのに最近見かけないのには、ひとつには書店の店頭で平積みにされた場合目立たない、また棚差しになった場合、背がひっこんでしまってこれまた目立たない、というふうに判断されたからだろうと思います。

思えば上製(ハードカバー)自体、90年代と比べると圧倒的に少なくなりました。昔だったらコレ、絶対ハードカバーだったろうなあ、という内容の本が並製(ソフトカバー)や新書で出版されています。それだけ版元が、本の製作コストと定価設定にシビアになってきているのでしょう。
判型だけでなく、ちょっと値の張る用紙や印刷方式、特殊加工などもなかなか使えなくなりました。
もちろん出版社には、読者に適切な価格で本を届ける使命があるわけですから、コストを抑えようとする努力は当然だと思いますが、様々な趣向をこらした装丁が消えて行き、残るは並製の四六とA5、新書のみ……という世界もなかなか味気ないもののように思います。

100年に一度の経済危機だというこの時期になんてノンキな、と言われてしまいそうですが、今小B6判上製で本を出したらかえって新鮮かもしれません。今の20代の人は当時のブームを知らないわけですし。

そろそろ小B6判上製、リバイバルはいかがでしょうか?>出版社さま
# by upgraphics | 2009-03-05 16:35

寝耳に水

現在仕事場にしている住居兼のマンションは、築20年ほどの古い建物なのですが、どうやら近々大規模な外壁の塗り替え&修繕工事が始まるらしいのです。
以前、隣の区に住んでいた時も同じ工事があり、その間通風や日射が遮られ、ベランダで細々と育てている植物がだいぶ枯れてしまったことがあります。
全体に足場を組んでシートを掛け、6月ごろまで日中、トントンカンカンと音が響くと思うだけでも頭が痛いですが、数カ月間、部屋から太陽を見られなくなってしまうのはどうにかならないものかと思います。
# by upgraphics | 2009-03-05 15:04

束ぬことをお聞きしますが……

これから時々、仕事上よく質問を受ける問題のいくつかについて、私の考えを書いていこうと思います。

装丁原稿のデータを作る際、必ずそのご本の「束(つか)」を伺います。束の幅によって背のデザインが変わりますし、例え1ミリの増減でも、タイトル文字の大きさなどを微妙に調整することがあります。何よりも正確な束を知ることは、ぴったりしたカバーや表紙を作るのに大変重要なことです。

製紙会社が出している紙の見本帳には、紙1枚あたりの厚さが記載されていますので、本文に使う紙の厚さ×ページ数で、本文のみの束を割り出すことができます。これに表紙やカバーの厚みを足して背幅を割り出すことは可能で、実際、この方式で計算した束幅をお知らせ頂くことはよくあります。
……が、しかし、紙は製本するとページとページの間に空気を含みますし、背に塗られる糊の厚みも加わって、実際の束は計算値よりもずっと厚くなるのが普通です。ページ数が多いほど誤差も大きくなり、「あれ? なんだか背幅がおかしいぞ」という仕上がりになってしまいます。

束見本を取ることの意味はここにあります(束見本は、普通製本会社で職人さんが手作りしていますので、機械製本になる実際の本とは背の絞り具合が違ったりすることもあるのですが、まあその問題は置いておくことにして)。特に、口絵などで2種類以上の本文用紙を混ぜて使う場合は必須ですし、ちょっと変わった製本形式を選択する場合や、初めての製本会社を使う際にも必ず束見本をお願いした方がいいと思います。

束見本を取る余裕がない場合、同じ本文用紙を使った本があれば、それを束見本がわりにすることが可能です。この場合、ページ数も同じくらいが望ましいのですが、ぴったり同じでなくても計算することができるので大丈夫です。紙の厚み×ページ数よりもずっと正確な値を出すことができます。

それから、これもよくあることなのですが、本文と装丁が同時進行で動いていて、装丁の入稿締め切りぎりぎりまで、本文のページ数が確定しないことがままあります。その場合は、だいたいこれくらいだろうというアタリをつけてデザインを進めますが、やはりページ数が確定した時点で、最終的な調整をしたいところです。

通常の四六版などに使われる本文用紙では、1台(16P)変わると束はだいたい1ミリ程度変動します。背と平の色が異なるデザインや、背のタイトルを囲みケイで巻くデザインなど、背幅が変わると大きい影響を受けるデザインはなおのこと、普通に背にタイトルだけが入るだけのデザインでも、調整が必要になってくることがあります。
デザインによっては1ミリ程度の背幅の増減は無視できるものもありますが、入稿後に本文ページ数が変動した場合には、必ずデザイナーまでご相談いただければと思っています。
# by upgraphics | 2009-03-05 14:46

HP、久々の更新

久しぶりにポートフォリオHPを更新しました。
忙しさにかまけて、なんと2年近く放りっぱなし、その間の仕事作品も全く追加していなかったのですから我ながら呆れ返ってしまいます(^^;;
果ては、とあるクライアントの方に「廃業したのかと思った」と言われる始末。
HPの大枠はほとんど変わっていませんが、地味〜に作品を追加しています。よろしかったら是非ご覧下さい。
http://www.h7.dion.ne.jp/~upg/
# by upgraphics | 2009-02-27 11:47

もじもじカフェの話

昨年から、友人何人かと、「もじもじカフェ」というイベントを二ヶ月に一度開催しています。
よく、「勉強会?」とか「セミナー?」と聞かれるのですが、考えているのはもっとずっとゆるやかなもので、毎回「文字」と「印刷」に関するさまざまなテーマを設定し、それについてお招きしたゲストのお話を聞いて、気楽に話をしようというイベントです。最近盛んになっているサイエンスカフェ(科学者が一般市民と、お茶を飲みながら最新の科学のトピックを話し合う)のようなもの、といったところでしょうか。
「もじもじカフェ」ウェブサイト↓
http://www.moji.gr.jp/cafe/

さて先日、8回目にあたる「写真植字の時代」を2日間に渡って開催しました。今回のゲストは、写植暦46年のベテラン手動写植オペレーター、駒井靖夫さん。80年代、90年代の杉浦康平氏や戸田ツトム氏といったデザイナーの手掛けた書籍のお仕事で、お名前をよく拝見していましたので、「もじもじカフェ」にご出演頂けることになった時には、主催者一同飛び上がって喜びました。

写植を取り上げようと思ったのは、最近懐古ブームで脚光を浴びている(?)活版と違い、確かに一世を風靡した印刷関連技術であるにも関わらず、コンピュータによる文字組版に急速に取って換わられ、いつのまにか忘れ去られようとしている写植に、今光を当てなければ永遠に失われてしまうのではないかという思いがありました。半年以上かけて出演いただけるオペレーターの方を探したのですが、有名な写植会社や個人のオペレーターの方のほとんどが、ここ数年で廃業されたりDTPに転身されたりしているという事実に突き当たったのです。そんな中、現在も現役でお仕事を続けられている駒井さんを紹介いただき、初めて九段下の事務所にお邪魔したのが4月のことでした。

個人的な思い出になりますが、99年にデザイン事務所をやめるまで、手動写植には本当にお世話になりました。お願いしていたのはM写植さんなのですが、駆け出しの頃は毎朝、前日にお願いした写植を四ッ谷の事務所に取りに行ってから出社するのを日課にしていたものです。00年に独立して仕事をデジタルに切り替えたのですが、自分がそれまでいかに手動写植オペレーターの方に頼り切っていたのかということを痛感させられました。写植は、ただ1字づつ文字をベタ打ちするだけでは全くキレイではないのです。例えば本のタイトルや見出しなど、1字1字大きさを変えたり位置を変えたり、書体を組み合わせたり、場合によっては文字そのものに手を加えたりして初めて、読みやすく美しい文字組が完成します。また、細かい箱組なども、字間を綺麗に詰めつつ各行の左右の幅を合わせるのには相当な技術を要します。

今回は駒井さんのご好意で、初日は駒井さんの事務所、プロスタディオを見学させて頂きました。寛大にも、事務所に2台お持ちのPAVO-KY(1983年に発売され、92年まで作られていた写研最後の手動写植機です)で、参加者に実際に文字を打たせてくださいました。私も1字だけ打たせてもらったのですが、まず文字盤(「一寸ノ巾」方式という、特殊な文字の配列になっています)から目当ての文字を探すのが大変。
文字盤を手前のハンドルで動かして目当ての文字をレンズの所に持っていき、カメラのシャッターの半押しのようにレバーを押して文字盤を固定します。必要ならここで細かい調整を加え、レバーを押し下げると「ガシャン」と大きな音がして、カセットの中にセットされた印画紙上に文字が印字されます。

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最新モデルであるPAVO-KYは、左側にモニタを持っており、文字盤を固定した時点で文字が表示されるので、ついついパソコンを使っているような気分になってしまうのですが、文字の調整は一字づつ印字する時にしかできず、後からまとめて字間を変えたりといった、現代のパソコン上でするような試行錯誤は全くできない仕組みです。しかも、駒井さんがお仕事を始められた頃の写植機は、モニタなどなく、文字は点でしか表現されずに印画紙を現像するまでは仕上がりが分からなかったそうで、まさに神業としかいいようがありません。またこのモニター自体、正確に字間を調整するには解像度が低く(これは現在のパソコンのモニターも一緒ですね)、ここも駒井さんの腕に頼ることになります。

さて本番のカフェは、いつものとおりベルギービールの店、「バルト」で。
毎回そうなのですが、主催者側の人間としては、なんやかんやで当日はじっくりお話を聞くことができないんですよね。MDに録音した当日の模様を聞きながら、後から「ああ、こんな話になっていたのか〜」などと思うことがしばしばです。
今回は、駒井さんのお仕事を始められた若い頃の思い出や写研での研修の様子、独立されてからの写植をめぐる状況やデザイナーとのお仕事など、印象深いお話がたくさんありました。また、かつてご自身が打たれた写植を、説明のために改めて打ってきてくださり、欧文、数字と和文との混植を、具体的にどういう調整を加えているか、そのテクニックを細かく示してくださったことも、参加者の方に好評だったようです。
駒井さんの文字に向き合う姿勢を目のあたりにして、私自身も、写植を使って版下を作っていた頃の情熱を思い出しました。

※しかし今回、阿佐ヶ谷は七夕祭りの真っ最中で大変な人出でした。その上バルトの隣では路上ライブが始まる始末。げげっ、こんなのあるなんて聞いていなかったよ〜〜。皆さん集中して聞いてくださっていたのですが、カフェの開催中ずっとの大音響に肝を冷やしました。もじもじカフェの開催日程は半年ぐらい前には決まっているのですが、この件については、リサーチできず本当に申し訳なかったと思います。

ご出演くださった駒井さん、企画の実現に手を貸してくださった皆さま、また参加者の皆さま、改めてどうもありがとうございました。
駒井さんに打って頂いた名前は、一生の記念になりそうです。
# by upgraphics | 2007-08-09 23:59

郵便ポストフェチ

入稿データの発送などは、いつもはヤマト運輸を使っているのですが、今日、たまたま郵便局に振込をしに行ったら、「Expackを5枚セットで買うと、ポスト型貯金箱をプレゼント!!」 というキャンペーンをやっており、自分のがきっぽさに呆れながら、思わずExpackを購入してしまいました。
正式には「一号丸型」というそうなのですが、今でも観光地などに残っている、赤い丸筒型の背の高い郵便ポストがありますね。それを模した貯金箱です。実は前から欲しい欲しいと思っていたのでした。

私は旅行が趣味なのですが、海外に出かけると必ず、その国の郵便ポストの写真を撮ってくることにしています。思えば、19歳のとき最初に自力で旅をしたインド、ニューデリーのコンノートプレースで、大きなポストに日本宛の絵はがきを投函する妹を写したのが最初のポスト写真だったように思います。当時はもちろん、インターネットなどという便利なものはなく、国際電話も馬鹿高かったため、一枚のはがきとそれを投函するポストが、遠い異国と日本をわずかにつなぐ、センチメンタルな絆として映ったのだろうと思います。

それ以来、たいていポストを探して撮影しているのですが、中には、町なかにほとんどポストがなく、郵便局に行かないと見当たらないような国も結構あります。また、郵便ポストが赤い国も多いですが、黄色や、青も結構あります。要は町なかで目立てばよいということなのでしょうが、統一していない国もあり、どうやって探すんだろうね?と思ってしまいます。
思い出深いのは15年くらい前に行ったネパールの郵便ポストで、これは、赤い四角錐に屋根がついた形で、ちょっと小型の仏塔みたいなのです。
本当はポスト写真を集めたホームページでも作りたいのですが、たいてい自分が入ってポーズを取っているので(大きさを示すため、というイイワケをしておきましょう)、恥ずかしくてとても掲載できません。そんな中、たまたま自分が入っていない写真がありましたのでちょっとご披露。

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黄色は、中東・シリアの郵便ポスト、トリコロールは同じくヨルダン、赤はタイのポストです。シリアのポストは、こんなのに投函して届くんだろうか?という傾きっぷりがステキですね。ヨルダンは、町なかに見当たらず、これは郵便局の玄関にあったものです。タイで珍しいのは(これは違うのですが)、道路際に立っているポストが、歩道側と車道側両方に差出し口があるものがあるんです。車に乗ったまま投函できるようなんですが、路上駐車は問題ないんでしょうね?!
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# by upgraphics | 2007-06-13 21:47

自宅を仕事場にするということ

前回書いてから、すでに一ヶ月以上が経ってしまいました。自分のグータラぶりには呆れ返るばかりですが、GWで忙しかった……ということにしておきましょう(^^;;。

さて私は今、仕事場を自宅と一緒にしています。いわゆるSOHOという訳です。以前は自宅と仕事場を別にしていた時期もあったのですが、ここ数年は自宅兼仕事場で落ち着いています。
「自宅と仕事場が一緒だと、だらだら仕事をしてしまったり、仕事中にいろいろ気が散ったりして公私の境目がつかなくなりませんか?」と良く聞かれるのですが、案外そうでもありません。
ひとつには、一室を仕事部屋に確保して、そこには仕事に関係しないものはできるだけ持ち込まないようにしているからかもしれません。

デザイン事務所に勤めていたとき、朝出勤するとまずコーヒーメーカーをセットし、仕事中BGMとして流しているラジオ(たいていJ-Wave)のスイッチを入れるのが日課になっていました。今も朝、仕事部屋でJ-Waveをつけ、コーヒーの香りが漂い始めると、不思議と仕事のスイッチが入るようです。条件反射とは面白いものです。
# by upgraphics | 2007-05-09 21:25

春が来た

複数の友人から、WindowsのInternet Explorer6で一部見え方に不具合があるという指摘をいただき、早速の修正に追われていました。もう、大汗です(^^;;

さて、今日20日、東京で桜が開花したというニュースがありました。
プロフィールにも書いたのですが、ここ10年ほど熱中している趣味のひとつに、ベランダ園芸があります。そもそもは、好物のコリアンダー(タイ料理に使うパクチー、香菜)をいつも食べたい、という食い気優先の動機で始めたため、栽培しているのはバジルやパセリ、青紫蘇など料理に使えるハーブ類が多かったのですが、ベランダの広い今の家に越して来てから、花や果樹にも手を出し始めました。

植物が身近にあると、季節の移り変わりや気候の変化に敏感になります。私のベランダでは、クロッカスの季節が終わり、ムスカリが愛らしい青紫の顔を覗かせてくれるようになりました。バラが柔らかな芽をのばし、伊豆の山から取って来たカエデが、赤ちゃんの手のひらのような葉を開き始めました。毎朝仕事前に水をやりながら、植物と対話するのは至福のひとときです。もっとも、アブラムシやうどんこ病との戦いが始まるのも、実はもうじきなのですが……(壮絶な死闘の模様は、また後日)。
# by upgraphics | 2007-03-20 21:00

HP完成!

ここまでお越しくださってありがとうございました。
構想6年、制作4年(?)。友人たちの助けを借りてようやくホームページのオープンに漕ぎ着けました。「構想6年!」などというと、今公開中の某大作映画みたいで聞こえはいいのですが、本当は、作っては放棄し作っては放棄し、の繰り返し……でここまでかかってしまったというわけです。とほほ。

普段紙の上に固定された仕事ばかりをしているので、ホームページのウェブデザインは新鮮な、というより頭を掻きむしる体験でした。いまさらの感想ではありますが、ブラウザーにより、またそのバージョンにより、はたまたマッキントッシュとウィンドウズでも、文字の大きさなど見え方が違ってしまうというのは、衝撃的でもあります。1ページ作るごとに、IEとNetscapeで開いてレイアウトの確認はしていったのですが、それ以外のブラウザーで見ている人や、ウィンドウズで見ている人には一体どのように見えているのか……?(ウィンドウズでの見え方は、友人にチェックしてもらったのですが、サイトをご覧になって、変な所を見つけた方は是非お知らせください。)
でも、よくよく考えてみると、普段「紙の上に固定されている」と無邪気に思い込んでいるグラフィックデザインも、子どもや高齢者、色弱の方など、本当は見る人個々人によって違って見えていて当たり前のはずなのですよね。そういう意味では、ウェブデザインは、「自分が見ているものが、他の人にも見えているものではない」ということを常に思い出させてくれる貴重な体験かもしれません。

さて、HPの開設にあわせて、「ブログ」などというものにも初めて手を出してしまいました。仕事上の守秘義務をうっかり破ってもいけませんので、ここでは仕事以外の日々の徒然を、たま〜に書き綴ってみたいと思います。毎日はおろか、毎週も書けない、管理できないのは明々白々なので、失礼ながら、コメント機能も設定しないつもりです。これじゃブログの意味はないかもしれませんが、お気軽に読み飛ばしていただければ幸いです。
# by upgraphics | 2007-03-13 13:05